3月になって、長野県は雪解けが進み、フキノトウが芽を出したという話もちらほら聞くようになってきました。
高原にも春がすぐそこまで来ていると思うと、とてもワクワクします。
そんなあたたかい日々の中、霧ヶ峰の車山を歩いてみました。
なんと、まだまだ雪たっぷり(*゚ω゚)
標高1800mもある霧ヶ峰高原は寒冷な気候のため、最近は昼間の気温が10度もあるぽかぽか陽気が続いてはいますが、朝晩になるとマイナス5~8度が通常。雪が溶け切る前に冷えてしまうのです。
登山道は全面が雪に覆われていて、その積雪の深さは膝丈くらいありました。春の雪はやわらかく弛んで、シャーベットのような状態。そこを普通に歩こうとすると、簡単に膝までズボーっと落ちてしまいます。
そんな時のお役立ちアイテム・・・
スノーシューです(*’ω’ *)
スノーシューの浮力があればさくさく快適、雪上トレッキングゥ。
グゥ(good)感あふれるシルエット。笑
車山の山頂は雪がつきにくいので、岩が露出しています。
昨年12月から設置された『車山展望テラス』のデッキ。
車山の山頂は広いので、これがなくてもどこからでも山を眺めることはできますが、リフトで簡単に上って来た行楽の方々の癒やしの展望スポットになっているようです。
夕暮れ時に登ったため、17時を過ぎるとこんなに美しい景色になりました。
霧ヶ峰の稜線の先に続く、八島湿原が遠くに見えています。
帰りは車山湿原から周回コースで下山です。
沈む夕陽の先に、北アルプス槍ヶ岳・穂高岳の連峰が影となってそびえています。
18時近くまで過ごしていたのに、こんなに明るい霧ヶ峰。
草原の山は朝も早いし夜も遅い。それだけ、空をさえぎるものがないということなんですね。
薄暮れ時は、野生動物たちの時間。目の前の雪原を、軽快なステップで走っていくキツネの姿を眺めて、しばらくたたずんでいました。
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【霧ヶ峰(車山)草原トレッキング】~自然を感じて、五感を使う のんびり山歩き~
今シーズンの4月~6月分のみ先行して予約受付を開始!(7月~11月分も順次受付開始)
雪のない季節の霧ヶ峰はあふれそうなほど、生きものや植物たちの命でいっぱいになります。
自然観察大好き、生きもの大好き、自称ネイチャーオタクなガイドと一緒に歩けば、霧ヶ峰の四季それぞれの魅力を発見できることまちがいなし٩( ‘ω’ )و
今月末まで受付中の
【霧ヶ峰八島湿原 スノーピクニック 初心者スノーシュー体験】
は、湿原の融雪による雪不足で、スノーシュー体験はできなくなってしまいましたが、ご希望があれば車山のスノーシュー体験に代替可能ですので、ご相談ください(*‘ω‘ *)
※今後の積雪状況により変動の可能性あります