関東甲信越も梅雨入りしましたが、八ヶ岳山麓地方は雲の多い晴れ間が広がる日も多く、太陽の日差しを浴びた草や花は、毎日すくすくと育っています。
6月の霧ヶ峰はオレンジ色をしたレンゲツツジの花の群生で有名ですが、標高1500m付近の踊場湿原では、早くも6月初旬に満開を迎えていました。
<霧ヶ峰・踊場湿原のレンゲツツジ 2022年6月初旬>
中旬になり、踊場湿原のレンゲツツジが散り始めたころに、標高1700m付近の伊那丸富士見台が満開になりました。どちらも今年はツツジの花数がとっても多いです。
もしかして数年ぶりに当たり年なのかも?
<霧ヶ峰・伊那丸富士見台のレンゲツツジ 2022年6月中旬>
一週間ごとにじわじわと開花の標高を上げているレンゲツツジ。
同じ日に車山肩(1800m付近)と車山湿原まで見に行くと、まだまだつぼみでした。
こちらはそんなに花つきが多くないように感じましたが、この先どうなるか、たのしみですね。
<霧ヶ峰・車山湿原のレンゲツツジ 2022年6月中旬>
当たり年の車山のレンゲツツジは、こんなに見事な彩りです。
<霧ヶ峰・車山山頂から見下ろすレンゲツツジ群落 2018年6月下旬>
毎年、梅雨の季節に開花する霧ヶ峰のレンゲツツジ。梅雨があけたころにはこのオレンジ色はスーッと消えて、まだ枯れ草混じりだった草原の色が爽やかな緑色に染まります。
ここから夏の花の猛烈な開花ラッシュがはじまるのです。
中でも特に目を引くのが、レンゲツツジと同じく霧ヶ峰の代表花であるニッコウキスゲ。
<霧ヶ峰 車山高原スキー場のニッコウキスゲ>
見頃は毎年7月中旬ころですが、6月末から開花が始まりだします。
花の名所としても有名な、霧ヶ峰の八島湿原でも、ニッコウキスゲをはじめとして夏の花が次々と咲き始めます。一週間ごとに咲く花が移り変わっていくので、目が離せません。
花、虫、鳥、そして野生動物たち。
いろんな<生きもの>たちの生態を考えたり観察したりしながら、霧ヶ峰を歩きましょう。
ネイチャーオタクガイドがご案内いたします。(*´ᴗ`*)੭
雨上がりの翌日には、こんな痕跡を見つけることも・・・
<土に残された足あと>
誰の足あとでしょう?それは・・・来てのおたのしみ!
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霧ヶ峰 草原さんぽ・ガイドツアー
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八島湿原 ぐるっとウォーク・ガイドツアー
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